銀行やローン会社から融資を受け

銀行やローン会社から融資を受け、資金源としている中小企業はたくさんあります。銀行に融資の申し込みをすることは、中小企業にとって非常に大変なことです。銀行からの融資を受けられないと、その中小企業は従業員に給料が支払えなくなったり、取引先への支払いを滞らせ、場合によっては倒産という事態も起きてしまいます。銀行は、どういった基準で融資先を決定しているのでしょう。基本となるものは、金融庁が提示した金融検査マニュアルです。バブル期に経営破綻をした銀行があったことから、今では、銀行であってもある程度の自己資本比率を持たなければいけなくなりました。銀行は、金融検査マニュアルに基づいて審査をすることで、自己資本比率を守ろうとします。金融検査マニュアルでは、融資を行っている中小企業をいくつかの段階に分けて格付けされます。破綻経営先、実質破綻先、正常先、要注意先の四段階です。金融機関は、リスクの高い企業に対しては、融資を断るなどの対策を取るようになりました。逆に言えば、高い格付けがなされた中小企業は、融資を受けやすくなったわけです。経営状態が安定している中小企業の場合は、希望した金額どおりの融資が受けられたり、金利が低く設定してもらえたりします。